エコスクラッチのQ&A

  • 何故、粉が出ないの?

    「エコスクラッチ」用の特殊インキを用いて、通常のオフセット印刷機で印刷を行います。その特殊インキが塗布された部分が硬貨との摩擦により、金属粉が付着して文字として現れる原理となっているため、全く粉が出ません。

  • コストパフォーマンスは?

    従来の銀印刷では加工の構造上、紙の厚さは135kgが限度でした。対して「エコスクラッチ」は55kgの薄い紙から印刷が可能です。そのため、印刷後の加工の幅も広がります。135kg以上の紙を使用した場合との比較では30%以上の経費削減が可能です。

  • 品質管理は大丈夫?

    100~200通しのサイクルで印刷チェックを必ず行っております。又、シャッフル・アッセンブリー等の加工に関しても、計数機及び人間の手でチェックした上で、100~500部の帯封仕上げにしてクラフト包装を行います。その他、お客様からのご要望に従いまして、出来る限り対応させて頂いておりますので、ご安心ください。

  • 納期については?

    端的に申し上げて、従来の銀スクラッチに比べて納期は短くなります。理由は、従来品における”ニス引き”や”銀印刷”の工程が除かれるためです。ROTによりケースバイケースですが、目安としては原稿を頂いてから中4日で納品が可能です。詳しくは、その都度にご相談を頂きましたら幸いです。

  • よく利用される業種・業界は?

    これといった限定された分野はなく、多方面でご利用頂いております。「エコスクラッチ」の開発を行ったことで、削りカスが出なくなりましたので、衛生面で敬遠されがちだった食品業界や美容業界様などからの需要は格段に高まりました。

  • 印刷後、加工のバリエーションは?

    従来の銀スクラッチでは、スクラッチ部分の銀自体が軟質で著しく損傷されやすいため、印刷後の加工が困難でした。対して「エコスクラッチ」では、ロウ状の銀を用いておりませんので、トムソン抜き加工・ミシン加工・折り加工などのあらゆる加工が可能になりました。

  • スクラッチ部分に入る文字については?

    目安としまして、サイズは12ポイント~24ポイントの太ゴシック体が比較的キレイに文字が現れます。印刷面への文字が複数でも金額に変わりありません。原則的に、スクラッチ1アイテムの面積は縦横3cm以内が望ましいですが、それを超えるものについてはご相談ください。

  • エコスクラッチの使用上の注意事項は?

    ○ 印刷に用いる紙について、グロス系はテカリがあるので現在のところは使用不可のため、マット系の紙で印刷することになります。(但し、輪転機のチラシでのスクラッチ印刷はマット系とグロス系の両方の紙に対応しております)

    ○ 薄い紙で力を入れ過ぎて削られた場合、ごく稀にスクラッチ部分が損傷してしまい、文字が判別しにくくなる場合があり ます。

    ○ スクラッチ部分は原則、硬貨(10円玉が最適)で軽くこすります。ゲームセンターで使用されるようなコインや1円玉(アルミ)等では 文字が上手く現れませんのでご注意ください。

    ○ 特殊なライト(ブラックライトなど)で照射すると見える場合があります。